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2010年 10月 01日
遅くなりましたが、鳥公園#4「乳水」9月26日をもって無事終演いたしました。
ご来場下さった皆様、応援して下さった皆様、関係者の皆様、 本当にありがとうございました。 ---------------------------------------------------------------------------------- 今、胃が重いです。 何でかというと、昨日23時半頃にご飯を食べてすぐに寝てしまったからです。 昔は何時に食べたって、そいで次の朝がカレーだって平気だったのに。 今、25歳なのですが、 最近になってようやく体が成熟してきたようで、 というか、年齢相応に老いてきたとでも言えばいいのか、 体が変わっています。 変な話ですが、 たぶん同年代の人に比べて腕や脚や腋などの毛が生えない方だったと思うのですが、 生えるようになったり。 生理が重くなってきて、 これまでお腹が痛くなることなんかなかったのに、 まあお腹は今でも痛くならないのですが、 ちょっとあんた落ち着きなさいよというくらい感情的になったり。 まあ、こんな告白は誰も求めていないと思うのでもうやめますが、 お酒も弱くなったし、色々です。 普通に、曲がり角を曲がっているだけなのだと思いますが、 それを面白く感じています。 確かなことを得ていっているような気がするのです。 メンテナンスをしないと駄目になる、ということは、 メンテナンスをすればどうにか持っていけるということで、 そのくらいしか可能性はないということで、 それが確かなことに感じます。 私の持ち物はこの体で、 こいつを立脚点に世界に向かっていくしかないのだー という、 うーわ、これかー でもこれしかないんだもんなあ という感じであります。いい意味で。 少し前まではたぶん、何でも出来ると思っていて、 でも実際はこんなにも何も出来ないというのが、今はちこっと分かったのだと思います。 本当に、全員がそれぞれに自分のやるべきことをやるという、それしかないのだと思います。 ---------------------------------------------------------------------------------- あと今回改めて思ったのは、 演劇は俳優のものだということ。 どんなに戯曲が良くても、演出が斬新でも、 観客が目にすることが出来るのは俳優で、 だから俳優が良くなければ駄目だと思う。 というか、「演出はよかったんだけど、俳優がねー」なんてことはあり得なくて、 俳優を輝かせるのが演出で、 演出だけ摘まみ出して評価し得るような演出は駄目だと思う。 だから、「俳優のもの」と書きましたが、 俳優の輝いている舞台は同時に演出家のものだと思います。 こういう風に信じることが出来るようになったのは、 信頼できる俳優さんたちのおかげです。 ---------------------------------------------------------------------------------- 戯曲については、実はまだどういう戯曲が演劇的に良い戯曲なのか全然分かりません。 というのは、私が劇作家ではないからでしょうか? 言葉の表現をしたい、とは常々思っているのですが、 戯曲を書きたいとは、実はあんまり思わないのです。 たぶん私が書きたいのは書き言葉で、 でも俳優さんの台詞は話し言葉であるべきなのかなーと思うのですが、どうなんでしょう? 書き言葉、というか、私が書きたいのは詩です。 私の書いているものが詩と言えるかどうかは一旦置いておくとして、 詩はたぶん、書き言葉と話し言葉の中間に浮かんでいる気がします。 こないだ松浦寿輝さんのエッセイで、 詩が「紙飛行機の飛行のような言語」と書かれていて、 それは、散文が意味を伝える目的で的に向けて真っすぐに投てきされるものであるのに対して、 詩は紙飛行機のように操縦不能で、 ただそのものとして放たれたものがたまたま世界に受け容れられたときだけ飛行することが出来る、 ということだったのですが、 だとしたら私が書きたいのは、この紙飛行機の飛行のような言語だ と思ったのでした。 ---------------------------------------------------------------------------------- 話が長すぎるので、適当に区切ってみました。 鳥公園としては、次は2月に太宰治の『女生徒』をやる予定です。 『女生徒』は、全編一人の少女の独白体で書かれた短い小説なのですが、 彼女の思考を男性に、行動を女性に振り分けて、 二人の俳優さんにやっていただこうか、と考え中です。 今回、だいぶたくさん喋ったので、 またもう一度「黙る」ということを考えていきたいと思っています。 それではどうぞ今後とも、よろしくお願いいたします。
by hummingbird08
| 2010-10-01 11:07
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