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2011年 06月 17日
実家と自分ちのダブル引っ越し作業中です。
で、物に染みついた感触ってこんなに濃厚なんだっけと、びっくりしています。 実家に置いてきていて長らく手にすることもなかったマンガを 捨てるか持っていくか判断するという名目で久しぶりに読み返したら、 本当に全く覚えていないエピソードがあって驚き、 あーでもこれは、高校生の私は心動かされた箇所だったかもなと思って、 そしてなんか、別れた恋人のことに頭がいきました。 私が実家に置きっぱなしだったマンガを、彼は知りません。 私が一人暮らしを始めた以降に新しく買ったものだけ (まあそれでもそこそこの量でしたが) 知っています。 彼は私のマンガをおおむね楽しんでいたようで、 「あなたのマンガのセンスを信頼する」というようなことを言っていて、 私も、おーそれはよかったと思っていて、 だけど、 その私は私の一部分に過ぎなかったんだなぁと、さっき唐突に、思いました。 高校生の私を彼は知らなくて、 彼と一緒にいたときの私も、自分の中から、高校生だった私は抜け落ちていて、 「一人暮らしを始めて以降の自分」だけが自分の全てになっていたような気が、する。 私はたびたび、自分がいいと思った本や映画や絵やなんか、 彼に勧めていたのですが、大体、 「ありがと。ちょっとまた後で(今度)見るんでいい?」と言って、 でもその「後で」はずっと来ないんだぜと私は思っていて、 「あーあ。」と、 も、 だんだん思わなくなったんだった、 ということを、実家からの帰り道(行き道?)思い出していた。 「これよくない?」「いいねー」 ということをやりたかったし、でもそうでなくてもよかった。 (や、やりたいですけどね。でもそうでなくてもいい) 何でもいいのかというと、 何でもいい。 いいんだけど、まーもちろん、何でもいいわけではない。 合わねーなーーと思うと残念だし、きついなーと思います。 でも私は、自分と同じ人を求めているわけでは、ないなーと思う。 「合う」よろこびが至上のよろこびだとしたら、恐い。 長く一緒にいたら、「あ、こんなところ、同じだ!」と思うより、 「ここは違うのか」と気付く方が多い気がする。 長く連れ添った夫婦が似てくるというような話、 聞いたことある気がするのだけれど、 そしてそれは美談として語られていた気がするのだけれど、 「似た」という結果が美しさと直結するわけではないと思う。 似ていること、近いことは、必ずしも素敵なことじゃない気がします。 長く一緒にいて、同じものを食べていたら、 実際、ある部分である程度似てくるということは起こると思っていて、 それって凄いことだと思う。 (これはちょっと、古語の「すごし」のニュアンスで言ってます) そんなことが起こってしまうまでに一緒に過ごしている、 その物理的な量が、心を動かしているような気がします。 ・・・何を言いたいのか、すっかり見失った。 でも、 全部知って欲しいと思うけどそれは無理なんだなーということ、思いました。 3年間、実家にいろいろ置いたまま、実家を出て暮らしていて、 置いてきたもののことをすっかり忘れて過ごしていたのですが、 久しぶりに実家に戻るので、 なにかをもう一度拾い直してそれと統合されたりするんじゃないか、とか、 ちょっと楽しみになっています。
by hummingbird08
| 2011-06-17 01:22
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