久しぶりに風邪をひきました。
熱ばかり高くて他はちっとも辛くないという、よく分からない症状でしたが、
たぶんわりと長いスパンで、私は疲れているのでしょう。
小さい頃は、体=わたし だったので、
熱が出るととにかく「お母さん助けて!大変!わたし死ぬ!!」という一大事だったけれど、
今は、「あー・・・ちゃんとメンテナンスしないと当然ガタが来るよね、悪かったよ、ごめんな」と
わたしが体をあやすような気分です。
切り離せもしないのだけど、同志とでもいうか。
自分は自分と別れられないからなー、とよく思います。
そんなこと、本谷有希子さんも書いていて、
その後ほかにもそう言っていた友人がいて、
だからこれはけっこう多くの人が思うことなのかもしれません。
(それか、演劇の人がよく思うのか。)
何に疲れているのか、
地震や公演や近しい人との不和や自分一人の体や気分やいろんなこと、あるけど、
「あれに」よって「こういう」疲れが出たという考えを遠ざけたい。
というのが、今あります。