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2006年 05月 09日
言語情報科学Ⅲ。
共通科目なのに面白いなんて素敵♡ 今日やった、 隠喩は、もともと類似関係があるところに対して言えるというものではなく、 隠喩によって、比較的関係性が薄かったもの同士を接近させて、 そこに新たな類似関係を生み出すものなんだ っていうのがちょっと面白かった。 隠喩とは瞬間的な創造であり、意味の革新である んだって。 だから、繰り返し使われて一般的になってしまった隠喩は「死んだ隠喩」なんだそうな。 それから、昔は、詩を研究するということと、 その詩人のイマージュの名称目録作りとがイコールだったらしい。 確かに、どういうイメージをどんな言葉に乗せてくるかは本当に人それぞれだもんなぁ。 でも、その人の言葉の使用例をたくさん集めないと通じないような隠喩は、 結局は言葉の選び方が下手ってことじゃないのかなぁ。 「これを言うのに、その言葉を持ってきますか!」っていうのは面白いけど、 すんなりいいと思えないものは、やっぱりいいものではないんじゃないかなぁという気がする。 ひねくれ過ぎてる(と感じる)隠喩に出会ったら、 たぶん私は、 「あーもうあなたは一人でポエム作っててください!」 と思ってしまうんじゃないかな。 表現して伝えるということを考える時、 受け取る側は、快いかどうかで判断するのが一番いい気がしている。 伝える側がどんなに考え込んで作りこんでいたって、 伝わらなかったらしょうがないんじゃないのかなぁ。 いいと思うものがあったとして、 じゃあこれのどこがどういいと自分は思ったんだろう? って考えるのはいいことだと思うけど、 それは全員が各自でやればいいことなんじゃないかと思う。 その専門家がいるっていうのが、私は何かどうしても納得がいかない。 「評論はひとつの作品なんだ」っていうのは、どうやらそうらしいと思うようになってきたし、 みんながみんな好き勝手なことを言って それでいいじゃんって終わらせてしまうのは、 やっぱり違うと思うんだけど、さ。 たぶん、全然論理的でないことは分かっているんだけど・・・、 表象の授業がイマイチ好きじゃないことに気付いてしまった。 だってなんか、 おぇ、息苦し・・。 って感じなんだもん。 めったなこと言えない感じの、あの肩くるちぃ雰囲気をどうにかして!! それは、自分の勉強不足のせいなんだろうけど、疲れる・・・。 ゆるいのはゆる過ぎて、これ聞いたからどうだってんだぃと思っちゃうし。 新しい分野に淡い興味を感じるのは、きっと誰だって出来るし、 思い付きをポンポンっと言うだけじゃ力にならないのは分かってるんだけどね。 言語情報科学Ⅲは、授業受けたからって何がどうなるわけでもない感じはとても強いけど(笑)、 なんか授業を受けたくなる。 先生がいいんだと思う。
by hummingbird08
| 2006-05-09 02:56
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