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2011年 11月 29日
一昨日、「名づける」4ステージ全てを無事に終えることができました。
皆さん、本当にありがとうございました。 そう言えば、この公演で私の年内の演劇は仕事納めです。 12月にひとつ、トークに出るというのはありますが。 終わってから気付いたな。 一年とか、一週間とかいう区切りのぼやけた頭で生きています。 ほぼ毎日働いているし、毎日が夏休みのようでもあります。 今までは、そういう生活の仕方ができていて幸いだ~と思っていたのですが、 それは随分甘くって、 そのリズムが仕事に必要なんだったらそれを自分でつくって守らないと、だめね、 ということがやっと分かってきました・・・。 * 今回の公演で、「演出」についてずいぶん考えました。 それってのは、場をつくる、流れをつくる、交渉する、持っていく、動かす、 というようなことです。 具体的に「この作品をどう演出するか」ということを考えるのはもちろんですが、 同時に、それ以上に、演出家の仕事や領分について考える機会になりました。 そう出来たのには、作家の米内山さんの存在が大きいです。 米内山さんが書いてくださった脚本が、きちんと闘わせてくれる本だったので。 今回、主に引き算の方向で、かなり大胆に本に手を加えました。 それでも「名づける」はちゃんと米内山さんの本で、 変な言い方かもしれないですが、それが私には喜びで、信頼できることでした。 作家と演出家のそれぞれの立場から、一緒に、仕事をできている!と思いました。 とはいえ、 稽古して出来つつあるものを見て 米内山さんがどうおっしゃるだろかというのは本当にドキドキで、 稽古場の状況を適度にお伝えした方がいいかしら、とか、 手を加えた本をお見せするのは、通せるとこまで持ってって、その後にしよう、とか、 交渉の仕方(?)のようなことを初めてこんなに考えました。 そういう心と頭の使い方が、 (当然ながら、作家さんだけでなく座組の皆さんに対して)とても重要で、 演出家の仕事って、8割くらいそれなのだな、と思いました。 (演出に限らず、あらゆる仕事がそうかもしれませんが) 私はそういう気遣いが全くもって出来ない方ですが、 そして「気が利かなくってごめんなさい!」と謝って開き直りつづけてきた感がありますが、 そこが変わらないともう先に進めない感じもヒリヒリとあって、 F/Tと今回とで、 もっと遡れば3月の鳥取公演から始まって一年かけてジワジワと、 (さらには乞局のことなんかも思い出されながら) やっと臓腑に落ちてきて、観念しようとしています。 自分のやりたいことを「やりたい」と言い続けて、 きちんと通るやり方で通すこと、 本当に実現するところまで持っていくこと、 は、大変だけど、それしかないものな。 * 米内山さんのことばかり書いてしまいましたが。 ご出演の小野塚さん、演奏のしのくにさん、舞台監督の加藤さん、当日運営の竹内さん、 そして誰よりも心をくだいて、大切に企画を作り上げられた、出演・企画・製作の高橋さん、 本当にありがとうございました。 高橋恭子さんは、 不器用で、ご自身の中で何かが通るまでは全然動けなかったりしますが、 自分の頭と体で考えて、丁寧に着実につくっていく、魅力的な女優さんです。 私も頑固さでは悪名高いですが、もしかしたら私より頑固かもしれない、 というか、芯がやわらかいのに強い方で、そこに非常に動かされました。 マイペースな方なので、次の「たかはしきょうこ企画」がいつなのかは分かりませんが、 楽しみに待っています。 * 今年は、ふがいない、悔しい!!と思うことがものすごく沢山あって、 でも、自分が変わろうと思えるのも、そういう経験のおかげです。 そう思うと、本当に感謝の一年でありました。 「名づける」にかこつけて、一足早く2011年を振り返っちゃいました。 12月は、人に会ったり、家を片付けたり、色々お返しをしたり、 ちょっとのんびりしたいと思います。
by hummingbird08
| 2011-11-29 13:06
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