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2006年 02月 08日
微熱が下がらず家にいるので、
(いや、熱がなくてもレポートがあるので家にいるんですが。 むしろ熱があってもレポートをやるべきなんですが・・・。) 昨日と今日と、ずーーっとテレビを見ています。 普段、ビデオとDVDは見るけど、テレビ番組はほとんど見ないので、 たまに見ると、とり憑かれたように見ます。 で、昨日・今日と「美女か野獣」というドラマの第4~7話を見ました。 報道番組ができる舞台裏の話。 不二が日記に書いてたけど、主題歌がスカパラの「銀河と迷路」♪ 今日やってたうちの1話が、 視聴率を上げるために、 ベテランアナウンサー(桜木さんっていう役名。役者さんは知らない人だった。)を降ろして、 替わりに、面白いことを言える若手アナウンサー(マイケル富岡)を起用しよう! ってことになる。 マイケルは喋りが上手くて、 彼の起用以来、番組視聴率は右肩上がり。 だから桜木さんが辞めさせられちゃうことに対しても、 「寂しいけど、時代の流れだよね☆あの人古いし。 ていうか、今まで生き残れてたことが不思議だよねー。」 とかみんな言っちゃってる。 でも、ある日、立てこもり事件がおきて、 発生したばかりの、現在進行中の事件だから 事件とか犯人に関して、分かってる情報が原稿3行分しかない。 マイケルは喋りようがなくて困っちゃう。 そこに桜木さん登場。 日本でこれまでに起こった立てこもり事件の情報(自分の頭の中に入ってた知識)とか、 生中継で映ってる映像から分かることとか、 ただ場つなぎってわけではない有益な情報を伝えて、 番組の放送時間を無事に乗り切る。 みんなは桜木さんを見直して、 マイケルはあんなにチヤホヤされてたのに見向きもされなくなって、 めでたしめでたし☆ って感じの話でした。(説明、長・・) 思ったのは、 人は、自分のものにした事柄しか話せないんだなぁ、ということ。 何か元があって、それに対していくら軽妙なことが言えても、 本質的な理解というか、蓄えがないと、何も話せないんだなぁ、と。 (もちろん、上手いタイミングで上手いことを言うというのも、とてつもない才能が必要だと思いますが) これは、こないだ自分が授業で発表してて強く思ったことなのです。 ある本の一部を担当して、それを分かりやすく噛み砕いて発表するっていうのがあって、 発表としては、まぁ普通にこなすことができたと思ったのです。 でも、一生懸命分かりやすく説明しようと思っても、 用意した言葉以外、何もまともに口から出なくて、 あぁ、私の理解はものすごく浅いんだ・・・と痛感させられました。 書いてあることは一応分かったつもりだけど、 自分のものには出来てなくて、 だから、書かれていた順序で、使われていた言葉でしか、話せなかったのです。 そりゃ、数日間で1冊の本の一部分読んだだけの理解なんだから 当たり前なのかもしれないけど、 ショックでした。 本当に理解するってことは、とても遠いような気がします。
by hummingbird08
| 2006-02-08 19:28
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