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2006年 05月 31日
って、ちょっと前の話ですが。
疲れちゃって色々書く気になれず。 以下は非常に個人的な振り返りなので、面白さは求めないでください。 ・前にも書いたけど、何をしたらいいのか分からなくて落ち込んでた時があった。 「私じゃなくて、キン消しでもいんじゃないでしょうか・・・?」って幾度となく思ったけど、 「そうだね~」って言われたらどうしよう!?と思って、怖くて絶対に聞けなかった。 ので、とりあえずひたすらそこにい続けた。 終わってからやっと、「そういうことを思ってました」って言ったら、 マリオさんはちゃんと知ってたので、恥ずかしかった。あぁん。 でもまぁ、そうだろうと思った。 ・カタシ後にバイト行って帰って、 長野さんにいただいた金魚スターのDVDを見たら、 長ゼリを言ってる自分が生き生きしすぎてて恥ずかしくてめり込みそうになった。(床に) 私、もっと声をコントロールしてよー! あと顔も! ていうか、全て!! 熱気発してます!って感じが一番恥ずかしかった。 恥ずかしくなって30度くらい傾きながら見た。 カメラで写してる角度的に、半分くらいは後ろ向きで映ってて、 そこならまだ15度くらいの傾きでいられた。 私、出来ない子でごめんなさい、と金魚スターの皆さんに対して、 ずいぶん時が経ってから思った。 ・今回は主に後ろ向きで(ネガティブという意味ではなく)、ラクだった。 こんな役は初めてだったけど、後ろ向きって前向きよりラクだって知った。 お客さんの雰囲気は、後ろ向きでも何となく感じるけど、 だって私、喋れないし、どうしようもないもーん☆と思ってた部分がありまして。 (ホントは、何かをどうにか出来る場面はたくさんあったのかもしれないけど) あの役として適当な範囲内なら、わりと何しても良かったのもラクだった。 (でも、結局最後まで、大して何もできなかったけど・・。) 後ろ向きだったことで、後で自分で録画を見て身悶えしてしまうような部分は 大部分回避されたのではないかしら。 ・なんか実はおいしい役だった、の、か、な・・・? とりあえず、今回の台本の他のどの役よりやり易かったと思う。私には。 あ、でもそれは、他の役者さんにとってもそうだったのかな。 お客さんがストーリーを追うのは難しい芝居だったと思うから、 「あ、コイツはワケ分かんないヤツなんだ」 って一応の処理を簡単にできる私の役は、 お客さんにとって理解できる、安心できる存在だったんではないか。 だからアンケートでもいっぱい触れてもらえたんではないか。 つまりは、キャッチーな役だったのかなぁ、と思う。 (※単に私の知り合いが多かったという説もあります) 何も分からないまま見続けるのはツライ。 ストーリーを追って楽しむという最も(?)簡単な楽しみ方があるけど、 それが出来ないのにお客さんを惹きつけ続けるには、 登場人物そのものがかなり魅力的でないといけないんだと思う。 (そいや、そのようなことをマリオさんは何度もおっしゃってた。) (理解しようとするのを諦めることと、見続けようとするのを諦めることとは、 別ものになり得ると思うのだけれど、 今回のお客さんの間ではそれがどの程度達成されたのか、ちょっと怪しい。 賛否がかなりパッキリ分かれたのは、そこで分かれたんじゃないかなと思う。 「理解できない→つまらない」になってしまったお客さんが少なくなかったことは、 とても残念だ。) 定型化・形式化ができないBサイドは、そこのところがAサイドより難しかったと思う。 お客さんに「可愛い」と思ってもらうって、とても難しい。 (この場合の「可愛い」というのは、いわゆる可愛いではない) 魅力を感じてもらえるキャラクターの癖やなんかを創るのって、難しい。 その癖自体が魅力的でなくとも、どんな癖でも、 やりきってると言えるほどにやれれば魅力になるのかなぁと思うけど。 その点、私の役は、とりあえず異様な感じになれれば キャラクターとして確立されるから、思うにラクだった。 今回私は、自分のcreativityの欠如を嫌というほど痛感したけれど、 創造する前段階まででもある程度形になれる役だったのだと思う。 それに、「私、何のためにここにいますのん?」と悩んだ私だったけれども、 少年には、 ・ミッチがスタンリーのフリをするために、代わりのミッチとして仕立て上げられる、記号 ・Aサイドと連動するためにモニターを見て合図を出す、機能 という存在意義が最初から確保されていた。 (もっと色々あるかもしれないけど) そしてこれは、ミッチがスタンリーとして自分(=少年)をなじる場面で特に思ったことだけど、 ミッチがスタンリーに扮しているという設定があると、 少年の内面は空っぽであればあるほどいいのかなぁと思ったのだ。 さらに、背が小さいとか、胸が大きいという私の特徴をいかんなく発揮(?)できるように マリオさんがキャラクターを上手に仕立ててくださったので、 私は何も創らなくても、色々はじめから出来ていた感じだったと思う。 あ、とりあえずお腹に詰め物をした時には、 「こ、これは、これだけでおいしいんじゃない・・・?」 と思った(笑) ・曲がもっとBサイドと繋がれればよかった。 いちばん初めは、曲が完全にAサイドのものに思えて、 えっ!?Bはどうすればいいの!?!?と思ったけど、 意図していたのか、たまたまか(笑)、 Bサイドも反応しちゃえばいいんじゃないということになって、 でもそれを明確に意図的な演出と見せられるほどに、 Bサイドの役者が曲に慣れられなかったと思う。 私はヒマだったので、思うさま曲にノっていたけど、 単にやることなくてノってたってだけじゃなくて、 そうすることでAとBの繋がりを少しでも示せればいいと思ったのだ。 AサイドはAだけでも存在できると思ったけど、 BサイドはAと一緒に、全体的な構造を見せるためでないと存在価値がなくなってしまうと思ったので、 Aから切り離されまいと、ちょっと必死だった。 でもやっぱり、音楽とBの繋がりは足りなかった気がする。 私も、ただ音楽に合わせて体を揺らしていたってだけで、 曲の有無に(つまりは曲の始まりと終わりに)は大して明らかな反応をできなかった。 変化を見せるには、その変化の起こる点がどこなのかを見せることが大切だと思うのだけど。 もう少し、時間があればなぁ・・・。 ・作っている側は、稽古すればするほど、 初めて、1回だけしか見ないお客さんの視点が分からなくなるのが難しいところだと思った。 そこを把握できれば、理解しようとするのを諦めると同時に楽しむのを諦める人を 減らせただろうか。 一度知ってしまったら知らなかった状態には決して戻れないから、まぁ無理だけど。 私は、台本を初めて(あるいは2回目、3回目に)読んだときには少し危機感があった。 もう少し分かりやすく伝えようとすることは必要ないのかしら、って。 でも、やってるうちにどんどん好きになってしまって、 すーごく面白い!すごいセンスだ!素敵!と思うようになってしまったので、 だんだん危機感はなくなっていってしまったなぁ。 私の考え自体が変わっていって、伝えなくてもいいのかもしらんと思うようになってたなぁ。 とても魅力的だと思っていたから(そして、全貌が伝わらないところも魅力だと思うから)、 その良さが伝わらなかった人もけっこう多かったのはショック。 うーん、難しい。。 ・作演の作演による作演のための芝居であったか? 私はそうは思わないなぁ。 というか、そうだったかもしれないけど、 そのこと自体は批判されるべきことではないように思う。 どう考えてもそれは蛇足だろう、という内容を、 作演がいいとこ取りしたいばっかりに加えてしまったならば、 それは批判されるべきだろうけど、 作演がメインの役をやることが直ちに批判されるべきことになるかというと、 違うんじゃないかな。 ブランチの存在は芝居全体のために欠かせなかったし、 あれをやれるのはマリオさんだけだったと私は思うなぁ。 もし他の役者があの役をやっていたら、ああは言われなかったのだろか。 そうだとしても、たぶん面白いとは思ってもらえなかっただろうな。 それはまた、別のことだろう。 でも、そう感じた人もいたということだ。 それは結局、伝える力が足りなかったということかな。 アンケートに真剣に書かれたと思われる内容は、 違うよー!と思っても、真剣に考えなきゃいけないと思う。 そんなこんなで、こんな時間だわ・・・。 もう終わりにするけど、とにかく楽しかったな。 苦しみの時期もわりと長かったけど。 女子楽屋が楽しかった♪ 見に来てくださった方、本当にありがとうございました! 今回は終始あらぬ方向を見つめていて、ホントに全っ然客席が見えなかったので、 公演終了後に直接お話しできた方以外は、来てくださった方を把握してません(笑) なので、もしよければご一報いただけると喜びます。
by hummingbird08
| 2006-05-31 04:59
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