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2008年 06月 18日
乞局(コツボネ)の第14回公演『杭抗(コックリ)』が15日で無事終了しました。
ご来場くださった皆様、 公演に関わってくださった皆様、 本当にありがとうございました。 認められたい(認められなくては!) という気持ちがずっと、とても強くあってそこに必死で、 でも舞台上でもその他でも、 そんなことよりもっと大事なことがあると気付くのに大変時間がかかってしまった。 みんな、そんなちっちゃいところでやってはいなくて、 ただ当たり前に自分の最良を尽くす以外にないというか、 俳優というのは私が思っていたよりもずっと職人的な仕事なのだと思った。 私はもっと自立する必要がある。 もっと色々なことを自分で判断できるために、よく考えなければいけない。 劇場で打ち上げだったので16日の朝まで駒場にいて、 帰ってものすごく眠って起きて、 今日もまた駒場に行った。 乞局の7月のワークショップのチラシをアゴラに届けに行って、 内野先生の授業にチェルフィッチュの岡田さんが講師としていらっしゃるというので 聴きに行った。 帰りの電車で考えていたこと。 作品を作るときに大切なものは一つでいい。というか一つがいい。 複雑であることは美徳ではない。 シンプルで強いものがいい。 柄モノに柄モノを合わせる場合、 「柄+柄というスタイル」という一つのものになればアリだけれど、 例えば「『水玉柄』と『花柄』」になってしまったらそれは失敗だろう。 「構成の妙」というものの評価について。 「構成のための構成」というものをいやらしいと感じる。 ポツドールの『顔よ』を見たときにそう思ったのだが、 「巧い!」と思っても私はちっとも嬉しくなったりワクワクしたりしない。 大切な一つのことのために必要な構成だけがあればいい気がする。 その「大切な一つ」というのがテーマなのかと考えると、 そうだったら分かりやすいのだけれど、 そこで青年団を思い出す。 「テーマなんてなくていい(あってはいけない?)」というようなこと。 この「テーマ」という言葉が何を指しているかをよく分かっていないのだが、 メッセージはいらなくて、登場人物の行動のモチベーションだけあればいい、 というようなことだろうか。 内野先生がいらしてくださった『杭抗』のアフタートークで 「演劇史的観点から見て・・・」みたいな話になって、 私は何のこっちゃかイマイチ分かりかねていたのだが、 「血の縛りみたいなドラマチックなモチーフがあり得たのは80年代までで、 平田オリザが出てきてからはもう個々人が淡々といるしか出来なくなったっていう流れと 芝居の構造がうまく合っている」 というようなことを今日おっしゃっていて、 はーそういう意味だったのか、と思いつつ、 そのご指摘に関しては作品をオカズに議論をしているように感じて、 作品を素のままより美味しく食べられるようになるような表象文化論的アプローチって何だろう とか考えた。 そして、本当全くもって脈絡がないけれど、内野先生好きです♡と今日も思った。
by hummingbird08
| 2008-06-18 02:04
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